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来年度の年金、上がるのか下がるのか [年金アドバイザー]

今日の日経新聞の1面に「年金減額0.6~0.7%に、14年4月分から 政府検討」と題する記事がありました。

政府は27日、公的年金の支給額を来年4月分から0.6~0.7%減額する検討に入った。1%減額する計画だったが、物価が上昇しているのを勘案して、減額幅を縮める。【日経新聞12月28日朝刊】

年金の支給額は物価スライドの特例水準の解消のため、今年の10月に1%、来年2014年の4月にも1%、そして2015年4月に0.5%減額する予定です。そんなところに、今年の物価変動率が0.3%~0.4%、プラスに振れるらしい。もともと1%下げようとしていたところ、物価が上がった分を相殺して、0.6~0.7%の減額に留まりそうだ、という内容です。


もっとも、賃金の上げ幅が物価の上げ幅より低ければ、年金水準は賃金の上げ幅を勘案することから、「賃金が想定通り上昇しなければ、支給額の減り幅は0.6~0.7%より高まり、1%に近づく可能性も残る」と、記事は締めくくっています。


いやぁ、一読しただけでは何を言っているのか分かりません。記事としては限られたスペースで最低限の情報をていねいにまとめていると思いますが、「減り幅は・・・高まり」などという表現は、結局のところ年金は減るのか、増えるのか、混乱させられます。


やっぱり年金は難しい。ただ、難しくなればなるほど専門家の出番もあるってもんですが、ちょっと自信ないなぁ・・・

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