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【本試験振り返り】択一式 [平26:5回目の結果]

択一式の難易度は今年、上がったのか、下がったのか。


昨年、国年でこれでもかこれでもかと出してきた長文事例問題はありませんでしたし、全体のページ数も56ページと、昨年の60ページから減少。少なくとも「読む時間が足りなくなる」というあせりはありませんでした。


一方で、5つある選択肢の中から正しいもの(誤っているもの)の「数」を答えさせる問題の登場には、「あぁ、ついにこの形式を採り入れてしまったか・・・」と軽くショック。年アドでもこの手の問題は出ていたので出題形式自体に驚きはないものの、選択肢を全て読まなくてはならず、かつ全ての選択肢に対して正確な正誤判断をしなければならないので得点に自信が持てません。結局、4つあったこの手の問題、1問しか取れずじまい。


最も点が取れなかった科目が常識。5点。危なかったです。実際は7点くらい取った感触でしたから。


問1の労働契約法は「ハイハイ、また来ましたか。いっそのこと試験科目として独立させたらどうですか」なんて思いながらサラリと解答。でも、×。


問2ではこれまで出番を抑えられていた労一法令スター軍団が登場するも、結局は出たがりの労働組合法が正答をかっさらっていきました。これも思いがけず×。


問3~5の統計問題は捨て問。ただ、昨年までの統計問題は明らかにおかしな肢がありそうなものだったところ、今回はどれも決定的な違和感が感じられない。うーん、まぁいいかと感覚で解答。白書対策が効いた問4だけ○。


問6の社労士法はもう、分かりません。そんな細かいこと、社労士になってから学んでは遅いですか?で、×。


問7~9で何とか自信をもって解答するも、最後の問10で「おいおい、ここに来て歴史問題かよ。しかも老人福祉法やら老人保健法ってよく覚えてないんだよね」って泣きながら選択肢AからDまで読み、正誤判断ができないまま「あぁ、これも捨て問かぁ」と投げやりになりながらEまで来たら、出た。介護保険法の制定・施行年。なんだ、それなら知ってると、○。


全体的にテキストレベルの知識をあらゆる角度から試された感覚。分量を減らしても新出問題が多かったことからして、行って来いで難易度は例年通りといったところでしょうか。択一式は今年を含めここ2~3年この傾向なので、悪問を多数含んだ過去10年分の問題を何回もまわせばいいってもんじゃなくなってきたようです。


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【本試験振り返り】選択式:労一 [平26:5回目の結果]

私の解答はコレ。

A・・・約2% ○
B・・・101人 ○
C・・・就労条件総合調査 ×
D・・・標本統計調査 ×
E・・・有給休暇日数 ×

なかなか覚えにくい統計数値の中でも、男性の育児休暇取得率は極端に低過ぎて覚えやすい。これまで順調に伸びてきた取得率も、直近の数値は男女とも悪化したんでした。


次世代法もやっと出たかって感じ。「101人」はこの法律で覚える数少ない論点ですが、そもそもこの法律まで勉強できていた人がどれだけいたか。ただ、大原の模試(選択式)で「100人以下の事業主は努力義務」というフレーズで出ていましたから、ちゃんと復習していたら余裕だったかもしれません。


問題はC、D、E。そうか、今年はたったこの3つの穴だけが難問なんだなと覚悟し、他の科目を早々に終わらせ、マークも終わらせ、かつ労一A、Bのマークも終わらせ、30分以上ずっと考えました。


まず埋めたのが「 D 」。候補となる「一般統計調査」「基幹統計調査」「悉皆統計調査」「標本統計調査」から絞ります。


「ヒントは本文にある・・・」とうなりながら見つけた言葉が「調査対象となった事業所に対して」というフレーズ。


「おっ、全数調査に対してサンプル調査という意味だな」と考え、「標本統計調査」を選択。文章的には間違っていないと思うんですが、ここでは調査手法たる普通名詞ではなく、統計法にある固有名詞を問われていた模様。う~ん、そう来ましたか・・・


あとは「 C 」と「 E 」。文脈上、これはセットなんだなと分かりました。私は、

Cが「就労条件総合調査」であれば、Eは「有給休暇日数」
Cが「毎月勤労統計調査」であれば、Eは「出勤日数」

というところまでは絞りました。「労働力調査」では現金給与額は分からないだろうし、「賃金労働時間等制度総合調査」は「制度」の調査だろうから本文趣旨から無関係かと。


必死にTACの一般常識セミナーテキストを思い起こします。どちらも十分勉強した統計調査。テキストの作りは、労働力調査から始まって毎月勤労統計調査、その次に就労条件総合調査だったか。でも、各調査結果とそれに対応する調査名称が正確に思い出されません。


あらためて本文を読み返すと、「労働時間の他に、常用労働者数、パートタイム労働者数、現金給与額・・・」とあります。


うん?毎月勤労統計調査みたいに「毎月」調査するもので「常用かパートか」などといった雇用形態までを考慮するのか?そんなの年に1回やればいいんじゃないか。それに、毎月勤労統計調査って「賃金調査」であって「労働時間」も調査対象なの?


毎月勤労統計調査は、労災や雇用での「自動変更対象額」改定などで登場することもあり、「賃金データ」を知るための調査だという印象が「雇用形態を調べてどうすんのよ」という思いを強くしたわけです。


一方、「就労条件総合調査」であれば賃金、労働時間、休日・休暇など、働くための条件を総合的に調査していそうな感じで、文章的にしっくり来ると感じました。


悔やまれるのは、もはや「 A 」「 B 」の2問に絶対の自信がある中、あと1点取れば良かったところを「 C 」も「 E 」も取りに行こうとしてしまったこと。「 C 」に「就労条件総合調査」を入れたのあれば「 E 」には「出勤日数」を入れておけば良かったのです。変則ダブルマークといったところか。


労一で3点取れた人のコメントを読むと、「毎月勤労統計調査しか知らなかったからコレを入れた」という方も多いようです。そういう意味からすると、ベテランになればなるほど中途半端な知識が増え、シンプルな解答ができなくなってしまった感があります。


いったん、今の知識をリセットするしかありません。


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息子にも突き放され・・・ [平26:5回目の結果]

月曜日、精神的に参った状態で出社。特にオオゴトもなかったのでリハビリしながら過ごすことができました。


社労士の神様は、どうも私には平坦な道を歩ませてはくれないようです。


ネット住民の声をみると、選択難民の存在はかき消されていて、どちらかというと択一常識の基準点(4点)あるいは択一の合格ラインの引き下げを叫ぶ声が多い模様。


5歳の息子に試験結果が芳しくなかったこと伝えたところ、今後については「自分で考えなさい」だと。


「えっ? よくやった、がんばったとでも言って欲しかったですか?」

「これまでの時間はけっして無駄じゃないって?」

「結果が出なければただの人なんですよ!」


とでも言われたような感じ。あぁ、お父さんが勉強にうつつを抜かしている間に、君はいつの間にか大人になってしまったんだね。


まぁ、しょうがない。とはいえ、お父さんは必死に闘ったんだ。今回、どんな経緯でこのような点数に至ったか、数回に分けて詳しく話をしようじゃないか。


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