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【本試験振り返り】選択式:健保 [平25:本試験振り返り]

私の解答はコレ。

A・・・翌月末日 ×
B・・・組合会の議決を経て ○
C・・・3年間 ○
D・・・500 ○
E・・・670,000 ○

いきなり初見の問題、「 A 」と「 B 」。毎月の事業状況を報告するのだから「同月末日」はない。「翌月10日」も、ちと早過ぎる。「翌月20日」か「翌月末日」か。


「習ってないことを答えに選んじゃいけないんですよ」。いつかユーチューブで見たIDE社労士塾の井出先生の講義が思い起こされ、「翌月20日までなんてルールがあったらちゃんと指導してます」とおっしゃるシーンを勝手に想像してしまいました。「ですよねぇ」と、オーソドックスに「翌月末日」を選択。


「 B 」は普通に考えました。すでに執行が始まっている予算なんだから、いちいち「厚生労働大臣に届け出て」なんて面倒だし、逆に「理事長の決するところにより」流用を認めていたら危なくてしょうがない。


「理事会の議決を経て」なんてフレーズは聞いたことがなく、この手の決定は「組合会の議決を経て」だろうと、あまり深読みすることなくこれを選びました。


「 C 」は定番問題。ただ、地域型健保組合や厚年基金の「5年間」と混同された方が多かったと思います。ここは歯を食いしばって覚えるしかありません。


「 D 」「 E 」は多くのみなさんが苦戦されたことと思います。候補として500円から126万円まで8種類もあります。「事務の執行」に何十万円もかからないだろうと予想がつけば4種類に絞り込めますが、それでもこれは知らなければ辛い。いずれもテキストに載っている額ですが、そこまで覚えていたかどうか。


「 D 」は、昨年のTACの模試で出題実績があります。この時は金額を答えさせるのではなく、「支給基準額」という名称を解答させるもの。解説冊子に「500円」と記されており、怪しさプンプンだったのでたまたま覚えていただけ。


「 E 」のところの介護合算算定基準額は、高額療養費算定基準額と比べて覚えている人は少ないと思います。資格学校でも「さらっと見ておいてください」くらいにしか扱われないんじゃないでしょうか。


私も何とか覚えようと取り組んだんですが、「出るわけない」という思いもあって正確に暗記しませんでした。ただ、目を閉じるとテキストの表が目に浮かび、まず「126万」か「62万or67万」で思案。その後「62万か67万」を、まぶたの裏に浮かんだ表とにらめっこし、「67万」を選択。しょせん、そんな経緯です。「知識」などと言えるようなものではありません。


こんな問題こそ4択にすればいいのにと思いながら、はたと気づきました。4択にするのは難易度の調整のためではないんじゃないかと。


「ひとつの選択肢(あるいは似た選択肢)を複数の穴で利用したいから」なんだと思います。今回の選択式の問題を通じ、出題者が「これは厳しい問題だから配慮してあげよう」だなんて意図、まったくないことがよく分かりました。


たまたま選んだ選択肢をもって、「社労士となるのに必要な知識及び能力を有するかどうかを判定」されてしまうことに、この試験特有の難しさを感じます。

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