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過去問を本試験のようにやってみる [令01:受験対策]

この時期、新しい問題やテキストに取り組む人は少ないでしょう。かといって、模試や問題集の復習ばかりだと、「知らない問題が出たらどうしよう」と不安にかられます。テキストの読み込みも有効ですが、どうしても単調になってしまい、「やった気」がしません。


ところで、過去問を、本試験通りに「模擬」したことはありますか?


受験学校の模試は、実施時間こそ本試験通りですが、試験内容は当然、本試験と同じではありません。


出題年ごとに冊子のように印刷し、マークシートの解答用紙も用意し、本番の試験開始時刻から始めるのです。もちろん、法改正部分はあらかじめ削除したり改題したりしておきます(一問一答問題集などを参考にして)。


一問一答式は、知識の習得にはかなり効果を発揮しますが、何度もやっているうちに、考えずとも答えが出せるようになってしまいます。また、どうやっても意味が分からない、覚えられない問題にぶち当たると、焦りを募らせることもあります。


しかし、そんな問題も、本試験の五肢で並べると、消去法で簡単に答えが出せる、単なるにぎやかしの肢だったりします。


私が最初に受験した平22年試験では、過去問を分厚い市販の本でやってしまいました。すると、どうしても文字が小さくなる。ますます、何が書いてあるのか分からなくなって、怖くて解くのをやめてしまいました。


2年目。今度は過去問と向き合いましたが、一問一答だけを試験直前まで続けてしまいました。その結果、労基から始めて最後の国年が終わるころまでに、始めにやった労基の知識を忘れてしまうことの繰り返し。


そして3年目以降。過去問をネットで探して出題年ごとに印刷、それも本試験と同じようにB5で印刷して、マークシートも準備し、本試験直前まで1日1年分やりました。


休みの日、一日のどこかに3時間半を用意します。そして時計の針を択一開始時刻の13時20分(9時30分スタートの時もありました)にセットし、疑似的に試験開始時刻を作り出します。そして、試験開始。1科目最大30分計算として、時計の針の角度で解くスピードを視覚的に捉えられるようにしました。これを繰り返すことで、本試験では、いつもより早く進んでいるのか、手こずっているのかを早めに察知できます。


少なくとも一問一答は仕上げているので、かなりの確率で満点が取れるはずです。まぁ、気分は良いですよ。


いちおう一日で全科目回したことになるので、「今日は国年ばかりやって労災はやれなかった・・・」といった罪悪感はなくなります。しかも、過去問とはいえ本試験なのですから、取り組む教材としてこれ以上のものはありません。


このやり方を始めてから、択一はずっと合格点はクリアしました。択一だけは・・・



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