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今、信じられるものは [令01:受験対策]

私は受験学校に通いませんでしたが、勉強は自習室でやっていました。夏が近づくにつれて、司法書士の受験生が抜け、税理士の受験生が抜け、そして最後、今の時期には社労士の受験生しかいないという風景が毎年繰り返されていました。


海にも行かず、山にも行かず、お盆真っただ中のこの時期、帰省ラッシュのニュースを横目に、ほとんど誰もいなくなった自習室で「いったいオレは何をやってるんだろう・・・」と思ったものです。よく7回もやったわ。。。


ホント、一発二発で合格する人はすばらしい。すごい。たいしたもんです。


もう、しょうがないですよ。あきらめの悪い自分、スパッと受からない自分。そんなダメな自分も含めて、全部受け入れるしかありません。


それでも受けると決めた。ここまでやってきた。できると信じる。信じる。


でも、ただ信じるだけで受かれば苦労しません。神頼みが合格に直結しないことは、私が証明済みです(苦笑)。今、信じられるのは、過去問と、来週の日曜日に本試験があるということ。過去問を本試験と同じスタイルでやってみる。そして合格点を取る。取れるまでやる。「もし、今の状態で昨年とまったく同じ問題が出たら、合格できる!」という状態を作る。


あと、少しです。




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選択式の過去問対策は不要か [令01:受験対策]

選択式の過去問って、やる意味あるんだろうかと、「最初は」思っていました。もはや答えは頭に入っているわけですし。


これ、やったほうがいいです。


重要なのは、「正解を導くプロセス」の再現です。


ある穴に対し、20の選択肢から4つごとにグルーピングして、候補の中から仲間外れや共通項を探し出し、コレっと思ったものを穴の中に当てはめて通読してみる・・・といった選択式の解法をやってみます。このプロセスだって、本番の緊張状態の中では、うまく再現できないものです。


ここで終わってはいけません。


誤っていると判断した選択肢に対して、「なぜ、それが誤っていると言えるのか」を分析します。「こっちが正解だとすると、あっちの選択肢も正解になりうる。つまり、これら二つは正解ではない」「当てはめてみると日本語の文法的におかしい」などと、理由を探します。


この取り組みは、必ず「過去問」でやってください。模試や選択式問題集での選択肢は、確かに本試験を想定した作りになっていますが、あのイヤらしい本試験の作りとは違います。


悪問として今もその名を刻む平23年の労災、「10円銅貨大」事件。なぜ、他の選択肢に「500円硬貨」とあるのに、10円玉は「銅貨」というのか。普段使いますか? 銅貨って。なぜ、「10円硬貨」と言わないのか。それは、通達でそう書かれているから。それが正解だから。


これは『社労士V選択式で合格を呼び込むテクニック』で紹介されていた解法ですが、もう、感動しましたね。こんなの、模試を何十回やったところでたどり着かない境地です。


出題者だって、ダミーの配置に苦労してるんです。「複数正解」とか「解なし」なんて事態になっては試験の合格基準にも大きな影響が出ます。他の選択肢では絶対バツである理由が必ず存在し、かといって簡単にバツと分かるダミーだと得点差が出ない。


そんな作問での苦労が、選択式の過去問から見えてくれば、面白い。「出題者との対話」を意識すると、選択式への恐怖もちょっとやわらいできます。




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問題集をもう1周まわすぞ!と決意したあなたへ [令01:受験対策]

この時期、できるだけ全科目に毎日触れたほうが良いです。


模試や問題集、それにテキストの読み込みにしても、どうしても科目を集中して勉強しがち。でも、その科目に絶対の自信がついたとしても、それ以外の科目の知識は日に日に薄れ、それがあせりにつながります。


確かに、科目を集中してやったほうが、「やった気がする」のですが、試験当日、その科目のために使える時間は、択一で30分、選択では10分です。たったその時間のために、直前期の大事な時間を1科目のために注ぐのは、もったいない。


受験2年目の夏、どうしようもない不安から、「よし、問題集をもう1周するぞ」と決意し、一問一答を始めたものの、結局最後まで回しきれずに、撃沈。最後のほうなんて、どんどん日がなくなっていくあせりで頭に入りませんでした。結局、あの年の直前期は、何もやっていなかったのに等しかったんですね。。。


たとえば、模試の第1問だけを全科目やるとか、法改正は毎日やるとか、とにかく全科目に触れる機会を作っておくのです。そうすることで、「何もやっていない」という不安からは解放されるはずです。


いま、大事なのは、この「不安からの解放」。


「もう一回、この問題集を一周するぞ」と決意する場合も、労基から科目ごとに始めるのではなく、全科目を1問ずつやると良いと思います。




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