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【年アド2級対策】記述の種類は大きく分けて3種類 [年金アドバイザー]

ひとくちに記述式といっても、いろんな記述内容があります。ざっくり、3つの種類に分けられると思います。

  1. 事例に合わせた計算式と、その式によって導き出した数字(金額とか月数とか)を書かせるもの

  2. 各種年金が受給できる理由、併給調整の方法、増額するため手段など、さまざまな知識を事例に沿って「簡潔に」説明するもの

  3. 「穴埋め式」や「短文記述」の方法で知識を問うもの

おそらく、多くの受験生がアタマを抱えるのが「1」でしょう。大問の中の最初の小問題で解答した金額なり数字なりを前提に、次の小問題が構成されているケースが多く、そうなると最初の小問題でミスると芋づる式に後に続く問題も間違います。大問10点分が丸々全滅なんてことも起こり得るのです。


さすがにこの手の問題の対策を、ブログの紙幅でどうこう指南できるものではありません。言えることはただひとつ。


何度も過去問を繰り返して練習する・・・


「おいっ!」ってツッコミが聞こえてきました・・・でも、仕方ありません。計算するのは受験生自身なのです。練習でできないことは本番でもできません。


ただ、練習した成果がちゃんと報われるようにするためのテクニックならあります。それは、「いつも練習でミスるポイントを箇条書きにして『見える化』しておくこと」。たとえばこんな感じでリスト化していました。

  • 振替加算や加給年金額、経過的加算は加算したか
  • 長期加入者の特例に該当しないか
  • 付加年金は考慮したか
  • 300月みなしは考慮したか
  • 障害基礎年金の最低保証額(満額の3/4)を下回っていないか
  • 求める解答は1ヶ月分か、2ヶ月分か、年額か
  • 賃金月額と標準報酬月額を混同していないか
  • 問題文の「例」に沿った書き方をしているか
  • 追納期間と後納期間を間違っていないか

知識としては十分知っているにも関わらず、大量の計算問題をやっている中だとどういうわけだか忘れてしまう条件って、多いんですよね。出題者もそのへんは十分心得ているご様子で、うまいこと受験生を引っ掛けにきます。


年アド2級の試験時間は3時間ありますが、とにかく書くことが多くて手が疲れ、書いたり消したりしているうちに頭も疲れ、ついには計算にキレがなくなり凡ミスを繰り返します。


本試験終了後の夜、自宅で問題文をじっくり読めば、それほど難しいことが書いてあるわけではないことに気づかされます。あ~ぁと、ホトホト自分がイヤになる瞬間・・・


ですので、記述式「1」対策としては、

何度も過去問を繰り返し、自分がいつもミスるポイントをリスト化して明示し、目に焼き付ける。本試験ではそのリストを目に浮かべながら、「今回は大丈夫だよな」と確認しながら解答する。

という手法が有効です。


さらに有効な対策は、記述式「1」にかける時間をたっぷり作り、そもそも時間に追われるような状況に身を置かないこと。試験時間は3時間、つまり180分。問題は大問で10問。だからといって「1大問あたり18分かけて良い」と考えてはいけません。


そこで、記述式「2」「3」の準備が肝要になります。




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