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社労士試験は2回で受かりなさい [平26:5回目の挑戦]

4回受けて、いまだ合格していない人から言われたくないって?


でもこれは、社労士試験にどっぷりハマッてしまった身からの率直な感想。


今、5回目の試験に向けて、昨年の模試と実際に受験した際の過去問をひたすら解いています。

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もう、過去問コレクターですな(泣)。


これだけ過去問をやり続けて思うのは、「なんでこんな問題で失点したんだろう」という問題が多いこと。特にもったいなかったのが2回目の平23年試験。「これまでの受験成績」でも明らかにしていますが、選択式で基準点割れが無かったのに択一式で3点届かずの不合格でした。


この3点、どれほどの難問で届かなかったかと言えばまったくそうではありません。普通の勉強で知りうる知識を落としていました。でも、私はその「普通」のことをしていなかった。


じゃぁ、2回目の試験勉強で欠けていたのは何かといえば、それは「テキストの読み込み」です。落とした問題の多くは手元のテキストにほとんど載っていたのです。当時はひたすら過去問をまわすことに必死で、テキストを読み込む余裕なんてありませんでした。


なので、3回目は過去問もやりつつテキストの読み込みを、それはもうじっくり、ねっとりと。過去問で継ぎはぎ的に身に付いた知識や記憶が有機的につながっていく感じでした。


よく、「テキストには試験に出ないところもたくさん載っているから、ひたすら読み続けるのはムダ」という意見を見かけます。ところが以前、テキストの記述のうち試験に出た箇所をマーカーで塗りつぶしてみたところ、ほとんどマーカーだらけになりました。今どきのテキストも過去問をベースに編集されていると見え、無駄な記述などほとんど無いようです。


それに、社労士試験は「重箱の隅ツツキ問題」も出てきますから、せめてテキストに載っている文字くらいは全部目を通しておくと安心です。いずれも選択式ですが、昨年の健保「介護合算算定基準額」や、一昨年の厚年「厚年基金が支給する老齢年金給付の達成すべき支給水準」、平23年の労一「賃金制度」、平22年の国年「物価スライド率」は、どれも難問と言われましたが一般的なテキストには記載がありました。


1回目の本試験を短期記憶だらけで臨んだとしたら、2回目はテキストの読み込みで培った長期記憶を引っさげて臨む。これなら2回で受かったかなぁ、というのが私の「たられば」論。


もちろん、1発で受かるに越したことはありません。でも、不合格になったおかげで、試験で問われる「社労士になるのに必要な知識及び能力」が身に付いたのは確か。いや、負け惜しみです。


ちょうど良いのが2回目での合格でしょうか。あとは試験に合格してから勉強すれば良いですし。一度コケると、今度は深読みのクセが選択式で悪さをしますからね。


以上、初受験・2回目受験のみなさんへのはなむけの言葉でした。ですがみなさんの合格は私が邪魔します(笑)


夏まで共に走り続けましょう。

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