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【やってみた】選択式:労一 [令01:受験対策]

あの極限の心理状態の中で解くのとは訳が違います。とはいえ、選択地獄に長年ハマった者として、できるだけ試験会場をイメージして解答してみました。


A・・・〇

技能検定のひとつであるFPに合格した人であれば、ご自身が「ファイナンシャル・プランニング技能士」です。「技能検定士」は検定する側の意味を感じますし、試験に合格しただけで「熟練工」「技術士」はちょっと過大評価し過ぎな表現。「技術士」という、まったく別の国家資格の存在を知っていれば、なお良し。


B・・・△

国の考える「若者」がいったい何歳までかを想像しなければなりません。若者の上限が25歳では早過ぎ、40歳は遅過ぎとなれば、「30」か「35」か。白書統計の勉強で、「若年労働力人口=15歳~34歳」と出ていたりニートの定義だったりを思い出せれば「35」を選べるか。ただ、かつて国年で「若年者納付猶予制度」というものがあり、その対象は「30歳未満」でしたので、ベテランはこの記憶が邪魔するかもしれません。


C・・・〇

取引先にも、名刺にこのマークが描かれている方が多いです。ただ、マーク名までは知らない人が多いか。仮に「くるみん」と「プラチナくるみん」で迷ってしまった場合、「プラチナくるみん」であれば、「くるみん」と比べてプラチナたる理由が問題文に書かれるはず。「・・・である企業の中で、特に・・・である企業に対しては『プラチナくるみん』の称号が与えられる」のごとく。それが無い文だと、「あっちが正解ならこっちも正解の可能性がある。ゆえにどちらも×」のルールに従い、どちらも除外。「なでしこ応援企業」は国語的に合わないのでこちらも除外できる。


D・・・△

今年の労一の鬼門はDとEでしょう。普通に考えれば、女性の社会進出が進んでいることからして、「すべての年齢階級で上昇」が選べるはず。ただ、私のような「深読みスト」だと、「20歳代以下の層のみ低下」も考えてしまうかも。比較対象である平成24年であれば、すでに女性が社会に出ることが当たり前。逆に、専業主婦思考の回帰や学業に励む人が増えて、実はこの世代だけ減ってるんじゃないか、という思いが頭をよぎります。「すべての」とまで言い切れるかどうかの不安もあります。


そんなあまのじゃくな思いをグッとこらえて、「受験者全体がどう思うか」という鉄則に立ち戻れるかどうか。私は自信ありません。


E・・・×

いやぁ、これはムリです。女性の就業率が上がっているわけですし、「女性だから起業者は少ないだろう」なんて決めつけもできません。「1」から「4」まで、どれも候補に挙がってしまいます。この手の問題で正解が最小値・最大値である「1」か「4」なら正答率が下がりそうなものですが、正解が「2」ということですから、結構な割合でまぐれ当たりする人が増えるかも。



総じて、労一でよく見られる「特に勉強しなくても点が取れちゃう」可能性が高く、平均点が下がりにくい(≒1点以下割合が少ない)問題のように感じます。一方、社一はどうでしょうか。ちらりと見た感じ、あっちのほうが厳しそうです。




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出題者との対話を楽しめ! [令01:受験対策]

「自分を信じてがんばってください」と言われても、信じるだけで正答が浮かんでくるわけじゃなし。がんばるだけで受かるなら、こんなラクなことはないし。


「みなさんが合格できることを祈っています」と言われたって、制度上、そんなことありえないし。


あぁ、イヤですねぇ。何年も受け続けると、何気ない言葉にもつっかかってしまいます。


7年かけて社労士試験を卒業した私は、みなさんに「がんばって」とも「自分を信じて」とも言いません。


ぜひ、出題者との対話を楽しんできてください。


出題者だって人間です。没問が出ないよう、平均点が極端に上がり過ぎないよう、相当神経を使っているはず。出題者が悩み苦しんで作問した結果を、とくと拝見して差し上げましょう!


受けると決めた。ここまでやった。いよいよ明日ですね。この緊張感、なかなか無いですよ。じっくり、たっぷり、味わってきてください。




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最後の悪あがき [令01:受験対策]

いくら勉強しても不安な気持ちはなくなりません。そこで、少し別の観点から得点することを考えてみましょう。


ひとつめ。択一での解答欄、AからEのどれにマークすれば正答率が高くなるか。出題者としては最後の肢まで読ませたいだろうから、「D」とか「E」が正解の可能性が高いなんて聞いたことがありましたが、どうなんでしょう。


ただ、「連続して同じ記号が正答として続くのは最大3個まで※」とか「10問の中でひとつもマークされない記号が存在するケースは極めてまれ」とかいう傾向は、過去問から見て分かると思います。解き終わった数年分の過去問の答えの並びを見ておけば、いざという時に役立つかも。

※8月24日追記
過去13年分の択一式解答を見たところ、同じ記号が連続3個続くケースは過去7回(18年厚年、19年健保、22年国年(複数解答)、23年厚年、25年労安、26年労安、28年雇用)。連続4個のケースは無く、連続3個も同一年では1科目だけということが分かります。


ふたつめ。択一の問題冊子のページ数。冊子の表紙には何ページあるのかが書かれています。本試験当日、問題冊子が配られたらすぐにページ数を探し出し、例年と比べてボリュームが多いのか少ないのかを確認します。問題をちょっと早めに読む必要があるのか、じっくり読んでも大丈夫なのか、見当がつけば落ち着いて試験に臨めるはずです。


みっつめ。捨てる問題を決めておく。択一の場合、7割49問を取ればほぼ確実に合格できます。裏を返せば21問捨てられるわけですから、全部解こうとしないことを決めておくのです。


具体的には、分からない問題が出たら問題用紙の上角を折り曲げておいて目印にし、飛ばします。1科目25分、どんなに長くても30分で終わらせ、次の科目に移ります。一周したら、飛ばした問題に再チャレンジするのです。


よくあるのが、労基から始めて長文選択肢に時間を費やし、途中の一般常識で難問に打ちひしがれ、最後の厚年国年にたどりつけなかった、あるいは時間ギリギリの中であせって臨んだというケース。しかし、後から落ち着いて読んでみたら、実は厚年国年が易問ばかりだったなんてことはよくある話です。


「分からない問題は捨てる」という感覚は普段の勉強ではあり得ませんから、本試験でもつい、全部解こうとしてしまいがちです。長文、事例、個数問題なんかは後回しです。


本試験では泥臭く行きましょう。




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