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最後の悪あがき [令01:受験対策]

いくら勉強しても不安な気持ちはなくなりません。そこで、少し別の観点から得点することを考えてみましょう。


ひとつめ。択一での解答欄、AからEのどれにマークすれば正答率が高くなるか。出題者としては最後の肢まで読ませたいだろうから、「D」とか「E」が正解の可能性が高いなんて聞いたことがありましたが、どうなんでしょう。


ただ、「連続して同じ記号が正答として続くのは最大3個まで※」とか「10問の中でひとつもマークされない記号が存在するケースは極めてまれ」とかいう傾向は、過去問から見て分かると思います。解き終わった数年分の過去問の答えの並びを見ておけば、いざという時に役立つかも。

※8月24日追記
過去13年分の択一式解答を見たところ、同じ記号が連続3個続くケースは過去7回(18年厚年、19年健保、22年国年(複数解答)、23年厚年、25年労安、26年労安、28年雇用)。連続4個のケースは無く、連続3個も同一年では1科目だけということが分かります。


ふたつめ。択一の問題冊子のページ数。冊子の表紙には何ページあるのかが書かれています。本試験当日、問題冊子が配られたらすぐにページ数を探し出し、例年と比べてボリュームが多いのか少ないのかを確認します。問題をちょっと早めに読む必要があるのか、じっくり読んでも大丈夫なのか、見当がつけば落ち着いて試験に臨めるはずです。


みっつめ。捨てる問題を決めておく。択一の場合、7割49問を取ればほぼ確実に合格できます。裏を返せば21問捨てられるわけですから、全部解こうとしないことを決めておくのです。


具体的には、分からない問題が出たら問題用紙の上角を折り曲げておいて目印にし、飛ばします。1科目25分、どんなに長くても30分で終わらせ、次の科目に移ります。一周したら、飛ばした問題に再チャレンジするのです。


よくあるのが、労基から始めて長文選択肢に時間を費やし、途中の一般常識で難問に打ちひしがれ、最後の厚年国年にたどりつけなかった、あるいは時間ギリギリの中であせって臨んだというケース。しかし、後から落ち着いて読んでみたら、実は厚年国年が易問ばかりだったなんてことはよくある話です。


「分からない問題は捨てる」という感覚は普段の勉強ではあり得ませんから、本試験でもつい、全部解こうとしてしまいがちです。長文、事例、個数問題なんかは後回しです。


本試験では泥臭く行きましょう。




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