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受験目前。最後は自分頼み [平29:受験対策]

願書を大安吉日に出した。
試験公示と同時に受験申込手続きを済まし、社労士の神様にやる気を示した。
縁起の良い日に、縁起の良い方角にある写真屋で受験票用の証明写真を撮った。

受験前日、神社にお参りをした。
受験前日、ムスコがお守りを作ってくれた。
受験前日、いつも勉強していた自習室に心の中で御礼をした。

受験当日、家の神棚に向けて手を合わせた。
受験当日、普段使っているテキスト類を全部持っていった。
受験当日、お気に入りの栄養ドリンクを飲み、午後の試験前にも飲み干した。


初受験から6年目の受験にかけて、運気を引き寄せ、実力を発揮するためにいろいろやったことです。そして、どれひとつとして、合格した7年目にはやらなかったことです。


試験は、どこまで行っても自分との戦いです。どこまで全力を出し切れるか。もちろん、運とかジンクスとかを否定するわけではありませんが、願書を大安に出そうが仏滅に出そうが、合否との因果関係がないことは私が証明しています。


とはいえ、やはり自分が信じきれない。次も落ちたらどうするんだ。こんなこと、いつまで続けるんだ。


そんな思いで苦しんだ昨年8月に出会ったのがこの本。


合格のお守り〈CD付〉




司法試験界では有名な伊藤先生による本ですが、本よりも付属のCDがすばらしい。私はこのCDの音声をスマホに入れ、何度も何度も聞きました。

「毎日、勉強を始めるときに聴くメッセージ」
「記憶力を高めたいときに聴くメッセージ」
「試験直前に聴くメッセージ」
「試験場から帰って聴くメッセージ」

など、13のメッセージが収録されています。


東大在学中に司法試験に合格するような伊藤先生ですから、さぞ厳しいことを話されるのかと思いきや、まったくその逆でした。あまりの長期戦に弱気の虫だった私には、すべてのメッセージがカラダ染みわたりました。


一部、引用します。

    合格したら自分は幸せになれると思い込もうとしないでください。

    合格は、やってくるものではないからです。

    幸せもまた、向こうからやってきてくれるものではありません。

    そんなことは自然には起きません。

    いつか、何か、すばらしいことが起こるだろうと待っている人生は、あなたが主役の人生ではありません。

    あなたが主体的に引き寄せるから幸せになるのです。

    自分にとって何が幸せかと、今決めることのできる人生こそはすばらしく、ありがたいものです。

あと、少し。


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