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しょうがい基礎年金 [なんでもないこと]

先日の妻との会話。ここを読んでみて、と。


それは市で発行している広報誌の「年金コーナー」の記事で、学生納付特例について書かれたものでした。

 
「20歳以上の学生で、所得が無い・少ないことにより、国民年金保険料を納めるのが困難なときは『学生納付特例』を申請してください。申請手続きが遅れると『障害基礎年金』等が受けられない場合があります」


社労士受験生としてまったく疑問を感じない文章です。「これがどうしたの?」と尋ねたところ、「その字でいいの?」と聞き返されました。


「字?」。どこかに誤植があるのか?。「どこが違ってんの?」と問うと、「『障害』基礎年金って書いてあるでしょ」。


ははーん、あっちの字と間違えてんだな。「いや、これはケガの年金じゃないんだよ」と、「傷害」と間違えたんだと判断して返答しました。すると妻は、


「『生涯』基礎年金じゃないの?」


なるほど。年金といえば老後のことを指すのが一般的な常識であり、そうであるならば「生涯」という字をあてるべきではないのかと思ったようです。そういえば私も、社労士の勉強をするまで「障害基礎年金」はもちろん、「遺族基礎年金」の存在も知りませんでした(障厚・遺厚も)。


昔、社会科で「勤労、納税、子に教育を受けさせること」が国民の三大義務だと習いましたが、「年金保険料の納付義務」なんて教わっていません。「障害基礎年金が受けられなくなるよ」と脅したところで、その言葉の意味はあまり伝わっていないでしょうね。


もっと年金について教育し、そのメリットが老後だけではないことが広く国民に知られないと、いつまで経っても保険料未納はなくならないでしょう。あるいは、実はあまり知られてほしくなかったりして・・・

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