択一式はどの科目から解くか [平24:3回目の挑戦]
平24年(第44回)試験に向けての勉強スタイルや本試験の様子、そして選択式基準点割れ(社一2点)の不合格でどん底に突き落とされるも、なんとか立ち直って4回目の再挑戦を志すまでに至った経緯を書き綴っています。なにかの参考になるでしょうか・・・
【第7回】
いよいよ試験開始、択一式です。
試験時間は3時間半。問題数は10科目70問350肢。つまり、1問にかけられる時間は3分、ひとつの選択肢あたり36秒という計算になります。時間配分を考える際に最も重要なポイントは「解く科目の順番」。平24年試験ではこの順番で解きました。
【健保→厚年→国保→労基・安衛→労災→雇用→徴収→労一・社一】
問題冊子は、
【労基・安衛→労災・徴収→雇用・徴収→労一・社一→健保→厚年→国年】
という構成ですから、問題冊子の真ん中あたりから解き始め、最後のページまで解いたら先頭に戻るというイメージです。
平23年までは普通に、労基から解き国年で終えるという「ページ順」方式だったのですが、厚年・国年で時間がなくなり、やっつけ解答で失点していました。しかし、あとから厚年・国年を見るととそれほど難問ではなく、よく読めば分かる問題が多い。まぎらわしい選択肢に、すでに大量の問題を解いてヘトヘトになった頭が、時間切れの恐怖と闘う中で冷静に対応できていなかったのです。
そこで平24年からは社会保険3科目を先に解くことにしました。模試で試し、過去問6年分で試し、感覚を体に埋め込みました。効果はてきめんに表れます。社会保険3科目30点分を早めに片づけたことで心理的な安心感が得られ、後に続く科目もスムーズに取り組めたのです。鬼門の「労一・社一」は何度も熟読することができ、結果的に9点も取れました。
もはや択一式での合格点は確実。基準点(4点)も各科目確保できた。そんな思いで択一式試験を終え、午後に控える選択式試験への意欲がいやがうえにも高まったことは言うまでもありません。
「さぁ、今度はどんな奇問で受験生を困らせる気だい」
過去に幾多の悲劇を生み出してきた選択式試験問題に対する緊張感と、合格がすぐそこにあるという高揚感とがないまぜになりながら、長い昼休みを過ごしました。もちろん、数時間後に自分がその「悲劇」の真っ只中に突き落とされることなど、夢にも思うこともなく・・・
【第8回へ】
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2013-02-02 00:47
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