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受験反省会4・・・ブログ [受験反省会]

ブログを始めたのは2年前の11月。社一2点で不合格になった時からです。


ウェブ上で社労士の情報をまともに収集し出したのもこのころ。今思えば、社労士試験の本当の恐ろしさを知らずに1年目、2年目と過ごしていました。独学の身だったのでテクニック的な知識や選択式にある「都市伝説」に触れることもなかったのです。


そして3年目。社一2点の身になって、どうやら選択式で救済祭なるものがあることを知り、初めてネット上で社労士試験の情報を読みあさりました。


始めは読む専門だったところ、救済ワレで不合格になって「こんなに悔しいことがあるか」とどうしてもコメントをしたくなり、いくつかのブログに思いのたけを書き記すようになりました。それでは書き足らず、自らの勉強の記録の意味も込めて自身のブログを立ち上げるに至ったわけです。


コメントを頂いてはドキドキし、ブログランキングで注目記事1位になってはひそかに喜び、そして初めてブログランキングそのもので1位になったのは、確か4年目の本試験直後、基準点ワレの記事を出した直後だったでしょうか。まったく恥ずかしい・・・


とはいえ、更新頻度がそれほど高くない私のブログには多くの方に訪れていただきました。本当にありがとうございます。手元にある検索ワードの統計を見てみますと、「社労士」「試験」「ブログ」という言葉がトップ3で、この3つで全体の50%を占めています。驚いたのが、その次に多かった検索ワードが「バロン」となっていたことです。良くも悪くも、みなさんに覚えていただいたことに感謝いたします。


ブログをやってみての感想ですが、意外と自由に書けないもんですね。もっとストレートな表現で、もっと本音をメチャクチャに吐露して「うわぁーっ」と書いてみたい衝動にかられますが、ブログにも「人格」というものが形成されてしまい、あまりムチャなことが書けませんでした。


思いのたけを自由に書くのであれば、最初からフランクな調子の文体にしておくか、ツイッターや2ちゃんねるのような匿名掲示板のほうが適しているかもしれません。


私の場合は「人から見られている」ということを勉強を続けるエネルギー源にし、勉強に支障の無い範囲でブログを続けてきました。しかし、早期に受かりたいと思うのなら、ブログはやらないほうが懸命です。そんな時間があったら勉強したほうが良いに決まっています。新しいブログが出てはランキングトップを飾るも、いつの間にか消えていったブログが多数ありました。試験勉強をやりながらブログをやるのは、本当に難しいことです。


ただ、受験回数が多い人であれば、勉強を続けるきっかけとしてブログもありかとは思います。ブログをやりながら受験した直近2回の本試験、ブログをやっていなかったら受かったか?と言われたら、その自信はないですね(笑)。逆に多くの方から寄せられるコメントや貴重な情報で救われたり助かったりしましたから、私としてはブログをやって良かったと思っています。


本当であればこのブログを読んでくださっているみなさんに、「事実は小説よりも奇なり」と言わんばかりの大逆転勝利をお見せし、痛快な読後感をプレゼントしたかったんですが、それは叶いませんでした。「合格体験記」はあちこちで目にするでしょうが、「不合格体験記」はそんなに目にする機会はないと思います。他山の石として大いに役立ててください。


こういう受験生もいたという事実を、ここに書き留めておきます。そして、まもなくこのブログは結びを迎えます。



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ゆんゆん

バロン様のブログ、今年4月に出会ってからはずっと、勝手に【同志】と思って、一緒に受験勉強や模試を頑張ってきました。

他の方のコメントに対しての返答を、まるで自分へのエールのように読ませていただき、力づけていただいたことが何度もありました。

今年の本試験の時は「今、バロンさんも頑張ってるんだ」とか「バロンさんはどうだったかな?」とか、リアルタイムで一緒に頑張って、時間を共有したつもりでした。
…結果発表は、本当に胸が痛みました。

社労士受験のブログは終わっても、お仕事やご家庭で、バロン様の実力(マークシートでは計れない本当の実力)を発揮して下さることでしょう。

勝手にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
by ゆんゆん (2014-12-24 11:47) 

7回目に挑戦する選択難民

 初めてメールをします来年7回目の受験に挑戦する選択難民です。

1.バロンさんのブログに励まされていました。

 バロンさんのブログを拝見したのは、今年の試験が終わり自己採点した結果、労一が2点でショックを受けていた頃からです。
 平成21年から受験を始め今年の試験で6回目の挑戦になりました。今年の受験で、選択式試験の足切りで4年連続不合格でした。
 
 平成23年は労災と社一、24年は社一、25年は労災、そして26年は労一で、4年連続の1科目1点差で、不合格の涙を飲みました。直近の4年間はまさに選択式の未知問題との戦いでした。

 自分なりに毎年選択式対策の勉強に工夫したつもりですが、結果が出ませんでした。しかし、バロンさんのブログで、今は前を向いて進もうと又受験勉強に取り組んでいます。

2.私は受験を続ける道を選びました。

 今まで、何度も受験を断念しようと思いました。特に、3回目・6回目そして来年7回目の再受験を決意する時は、本当に迷いに迷いました。
 バロンさんの受験断念の覚悟は並々ならぬ決断だと思います。しかし、私は来年7回目の受験を続ける道を選びました。

 2年前に特定受給資格者として雇用保険の基本手当330日+個別延長給付30日を受給しました。健康保険の任意継続被保険者も介護保険の申請も体験しました。
 退職の背景には、上司の二人に8年もの長い年月にわたりイジメと嫌がらせを受け、企業人事の理不尽さをいやというほど味わった経験がありました。

 私の今の状況が予測できると思います。来年受験の勝算はありませんが、意地でも続けるしかない状況です。

3.労一の選択式は「知識対応型の問題」ではなかったのではないでしょうか。

 今年の労一の問題が合否を決める問題でした。特に、Cの空欄に「毎月勤労統計」が入ったかどうかの1点が勝負どころでした。
 
 今年の労一は文脈からの推論型であり、国語力が試される問題であったと言われています。しかし、私は知識対応型の問題ではなかったかと思っています。

 市販されているTAC出版の「法改正・統計・白書」の直前対策用のテキストには、毎月勤労統計が労働時間や現金給与総額そして出勤日数について分かりやすく表組で記述されていました。
 
 このテキストを使っていたら・・・  まあ、これも運です。
これから気力を持ち上げるのが大変ですが、運を引き寄せるための勉強ができるように、創意工夫をしたいと思っています。




by 7回目に挑戦する選択難民 (2014-12-24 18:52) 

近所のひろ

こんばんは。ごぶさたしております。近所のひろです。

社一で真っ青になったあの夏の日のことを、イオンモール幕張に行くたびに思い出してしまいますね(苦笑)

合格後、テキストにもよく出てくる組織に転職しまして、現在とある拠点にて社会保険の事務に携わっています。メリット判の押された届書なんかも毎日目にするわけでして、あの年の社一の苦労はいったいなんだったんだろうと思います。試験の前に実務の本でもさらったほうが実は合格に近付くのかも。

昨年度の行書も取ったんですが、民法の中には付記って用語も結構
出てきまして法律用語としてはポピュラーなんですね。社労士の試験では特定のところだけの用語だと思ってしまい法律用語としてはどうなんだろうと結局埋められませんでした。国語力が無いと言われれば・・・そうなんでしょうけど。。。こういった知識があれば、もっと楽に合格できたのかもなんて思ってます。何が役立つかわかりませんね。

バロンさんから見れば、合格者との差は大きく感じるかもしれません。確かに自分は当時の試験には通りましたが(択62選36)、でも、通った「だけ」なのかもしれませんし、毎年努力を続ける受験生の方々のほうが知識量が上回るケースもあるでしょうから、実は差なんてないのかもしれません。現場では能力差や経験不足を痛感する毎日なので社労士として開業など当面はありえませんが、こつこつ経験積んでなんとかやってこうと思っています。

バロンさんもお元気で、新たな道を進んでくださいね。


by 近所のひろ (2014-12-25 00:41) 

バロン

>ゆんゆんさん

私の知らないところでこのブログがいろんな指針なりエールなりと感じていただいたことに、本当に恐縮してしまいますし感謝いたします。

そのように感じてくださった方が合格されたのであれば、たいへんうれしいです。ゆんゆんさんのお手元にある合格証書、うんと活用してくださいね。
by バロン (2014-12-28 01:52) 

バロン

>7回目に挑戦する選択難民さん

再チャレされますか。これもまた勇気です。敬意を表します。

今年の労一の問題を「一般常識」というのであれば、もうやってられないなというのが私の感想です。あの問題のほとんどの選択肢自体は聞いたことがある単語でしたが、中途半端に知っていたために悩み、3点が取れなかったという感覚です。

ハマってしまうとテキストのどんな言葉に対しても神経質になってしまいます。逆に、何も知らないからこそシンプルに答えが導き出せるのかもしれません。まぁ、結果論ですよね。
by バロン (2014-12-28 02:01) 

バロン

>近所のひろさん

おひさしぶりです。あそこのイオンからはメッセが丸見えなので、そのたびに試験終了後の「あぁ~」という思いが呼び起こされます。

早いところ、試験ではない実務の経験を積みたい思いがあるのに、いつまでもテキストに立ち止まっていたことに力の無さを痛感しています。

これからは社労士が目指そうとしている「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上」を、現業部門の一管理職の立場で実現していきたいと思います。 ひろさんも社会保険の現場でご活躍されることをお祈りいたします。
by バロン (2014-12-28 02:21) 

バロン

>レオンさん

千葉のマイアミ、いや、舞浜からのご帰還、おつかれさまでした。夜の京葉線は、疲れた勤め人だらけの中に突如としてミッキーマウスのカチューシャをした集団が乗車してくる、とても不思議な電車です。

来月、よろしくお願いします。追ってご返信します。
by バロン (2014-12-28 02:35) 

4回目

こんばんわ。私も千葉の舞浜来年行きます。娘との約束は「社労士受かったら東京ディズニーランド」でした。息子がまだ2歳で訳が分からないので行って楽しいと感じれる3歳以降に行こうということになりました。
私は社労士として登録はまだ先ですが、知識は日々使っています。国保、介護保険、年金、棟の代表としての勤務の調整やら人事管理、新人の教育OJTとか、、最近はメンタルヘルスにも関心があります。うちの職場離職率が半端ないのでどうしたらよいか日々悩むものです。
今業務命令で今年の介護福祉士の実技試験の予想をしています。去年当てたので今年も当てに行こうと思いますが、範囲広いしなあ。
社労士の一般常識みたいやなあ。
これが最後の書き込みになるかと思います。よいお年をお迎えください。
by 4回目 (2014-12-29 18:39) 

バロン

>4回目さん

最近、ディズニーランドは平日も混んでいます。振替休日の月曜など、土曜日よりも混んでいると感じさせます。

試験でつちかった知識が役に立っているようですね。ぜひ離職率改善にがんばってください。これまでコメントありがとうございました。ぜひ良いお年をお迎えください。
by バロン (2014-12-30 11:24) 




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