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選択式試験で冷や汗が流れた瞬間 [平24:3回目の挑戦]

平24年(第44回)試験に向けての勉強スタイルや本試験の様子、そして選択式基準点割れ(社一2点)の不合格でどん底に突き落とされるも、なんとか立ち直って4回目の再挑戦を志すまでに至った経緯を書き綴っています。なにかの参考になるでしょうか・・・

【第9回】
「これは救済科目だな」。


社一の問題を見ての第一印象です。解答用紙のマークシートの状態から厚年が超難問かと思っていたものの、語群を見る限り初見の単語が少なく、「うんっ、なんでこの問題でわざわざ4択にしたんだ?」と拍子抜けしました。



試験開始直後に、全科目の「選択肢」だけをパァッと見て、見たことがない語群だらけだったら後回し。知っている単語が多い科目から始めます。国年で数字ばかりの語群を見て、1点救済を出した平22年試験を思い起こしましたが、数字自体に見覚えのあるものが多く、スムーズにクリアしました。



他の科目も同様。「絶対に救済はない」と恐れられている労一もシンプルな法律問題(最低賃金法)で、ホッと胸をなでおろしたものです。総じて、この年の選択式は容易だったと思います。少なくとも3点、いや4点分、絶対の自信を持ってマークできました。社一以外は・・・


選択式は20個の選択肢があるとはいえ、5つの穴それぞれに対する候補はおのずと4個に絞れます。たまに、複数の穴に当てはまるような選択肢があると厳しいのですが、今回の社一は、穴ひとつに対してきれいに4つの候補が絞れました。

26f427.jpg

ここで社一の問題について詳しく述べることは避けますが、問題A~Eで聞かれていることは以下のとおりです。

A・・・どういった状態の申請書か?
B・・・社労士がすべきことは何か?
C・・・当てはまる申請書はどれか?
D・・・保存期間は何年か?
E・・・罰則は?

上記のうち、AとBは文脈で解かせるタイプ。C、D、Eは知識を問うタイプです。当初はじっくり考えれば3点は取れるだろうと思ったのですが、何回読んでも分からない。


せっかく他の科目が完璧な状態だと言い切れるのに、択一も十分な手応えがあるのに、なんで社一がこんなに極端に難しいんだ…


「これはまずい」。


時間をかければ思い出せるといった問題ではないものの、問題文と語群、それにあらん限りの知識や想像力を駆使して、何らかの根拠をもって答えをひねりだすしかありません。ただ私の場合、この「知識」が邪魔をしました。


この時点で、試験終了までまだ30分以上ありました。

【第10回へ】

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